ほめる!at 2004 08/31 21:43 編集
「9月分の小遣い、4000円ってことだよねぇ」と息子が言ってきた。「ぁあ〜」と私。 彼の不注意で、電子辞書の液晶部分に罅が入って使えなくなり、修理代に8400円かかったのだ。 ふだん、小遣いは月額5000円。弁当だけでは足りないので、飲食代補助分として2000円プラスし、7000円渡している。
先日、電子辞書の修理代8400円のうち、3000円は負担してもらうと冗談交じりで彼に告げたのだ。そうすれば、何でも大切に使おうという気持ちになるだろうという理由で。でも、ホントに支払ってもらうつもりはなかった。それで、文頭のような曖昧な返事になってしまった。
しかし、彼は自分の不注意で壊してしまったことを反省して支払うつもりでいたようだ。私は、少し驚きながらも嬉しい気持ちでいっぱいだった。修理代を負担してくれるということよりも、自分のしたことに責任を持って対応しているということに感動したのだ!
些細なことかも知れないけれど、本当に嬉しかった☆ 「あんた、えらいねぇ〜!」と誉めながら彼の手を握って揺すっていたところ、彼は気恥ずかしくなったのか慌てて手を振りほどいていた。
★「褒める」…漢検2級対象 旧字体は「襃」…1級対象 →たたえる。よい物や行いを称賛してすすめる。 ★「誉める」…漢検準1級対象 旧字体は「譽」…1級対象 →すぐれている点を評価し、それを口に出して良く言う。たたえる。 ★「賞める」…漢検準1級対象 →功績や善行を、ほうびを与えてたたえる。 ★「美める」…漢検準1級対象 →よいものをりっぱだとほめる。 ★「頌める」…漢検1級対象 →人の徳や功績を歌・言葉にしてあらわす。たたえる。
※2級に出題される「ほめる」の解答に、「誉」「賞」「美」「頌」を使うとバツになります。
★罅(ひび)…1級対象 ★曖昧(あいまい) 「曖」…1級対象 「昧」…準1級対象
★嬉(うれ)しい…準1級対象 ★些細・瑣細(ささい) 「些」…準1級対象 「瑣」…1級対象
★「揺」の旧字体は「搖」…1級対象
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