サンゴ礁☆くみ。の日記


※四字熟語等は、『漢検 四字熟語辞典』『漢検 漢字辞典』『広辞苑』『角川 新字源』より記載。

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国じゅう★四字熟語

at 2003 03/01 19:49 編集

率土之浜(そっとのひん)』…漢検準1級相当

【意味】国中(こくちゅう)。全国。「率土」は土地から土地とつづくところ。「浜」は海にめぐらされた陸地のはて。
「率土」だけでも国中、天下中の意。
【意味】「浜」の旧字体は「濱」。
【出典】『詩経(しきょう)』<小雅(しょうが)・北山(ほくざん)>

『航空管制ダウン、全国でダイヤ混乱し約30便欠航』(読売新聞)
★昔の人は、国じゅうが空でもつながるなんて思ってなかったかしら? (^。^;) ハテハテ?

乱暴なふるまい★四字熟語

at 2003 03/02 17:07 編集

落花狼藉(らっかろうぜき)』…漢検1級相当

【意味】落ちた花びらなどが入り乱れ散らかっているさま。また、女性に乱暴を働くこと。「落花」は花が散ること。「狼藉」は狼(おおかみ)が草を敷いて寝た跡が乱れていることから、乱雑なこと。また、乱暴な振る舞いの意。
花が散り乱れているさまをいう。また、花を女性にみたてて、女性に乱暴なことをする意にも用いられる。
【注意】「落花」を「落下」、「狼藉」を「狼籍」「浪藉」と書き誤りやすい。
【出典】『和漢朗詠集(わかんろうえいしゅう)』<上>

【類義語】
乱暴狼藉(らんぼうろうぜき)』…漢検1級相当

【意味】荒々しい振る舞いや無法な行為をすること。「狼藉」は「乱暴」と同義で、荒々しい振る舞い・無法な行いの意。
【字体】「乱」の旧字体は「亂」。
【注意】「狼藉」を「狼籍」と書き誤らない。

『中川家、「あれは“ツッコミ”」  弟・礼二暴行騒動!!』(報知新聞)
★世間でよくありそうなことですけど、芸能人の行いは良いことも悪いことも世の中に与える影響が大きいため、
特に慎んだほうが良さそうですねぇ。。

どんなときも…★四字熟語

at 2003 03/03 20:26 編集

行住坐臥(ぎょうじゅうざが)』…漢検準1級相当

【意味】日常の振る舞いのこと。ふだん。つねづね。「行」は行くこと、「住」はとどまること、「坐」は座ること、「臥」は臥(ふ)すことで、ふだんの立ち居振る舞いの意。
【補説】仏教では、行・住・坐・臥を四威儀(しいぎ)という。
【出典】『本朝文粋(ほんちょうもんずい)』…<一三>

【類義語】
常住坐臥(じょうじゅうざが)』…漢検準1級相当

【意味】座っているときも寝ているときも。いつも。また、ふだん・平生。「常住」は一定の場所に住むこと、ふだん・平常の意。「坐臥」は座ることと寝ること。「常住」は、歩くことと止まることの意の「行住」と混同して用いられた言い方。

坐作進退(ざさしんたい)』…漢検準1級相当

【意味】立ち居振る舞い。また、行儀の意。「坐」は座る、「作」は立つ、「進」は進む、「退」は退くこと。
【補説】「坐」は「座」とも書く。
【注意】「坐作」を「ざさく」と読まないこと。

坐臥行歩(ざがこうほ)』…漢検準1級相当

【意味】立ち居振る舞いをいう。座ったり、寝たり、歩いたりする。
【補説】「坐」は「座」とも書く。

挙措進退(きょそしんたい) 』…漢検3級相当(中学校卒業程度)

【意味】日常の立ち居振る舞いのこと。「挙」は上にあげる、「措」は下におく意で、手を上げ下げすることから、体のこなし・振る舞いのこと。「進退」も立ち居振る舞いの意。
【字体】「挙」の旧字体は「擧」。

「行住坐臥」とは何か?
★どんなときでも落ち着いて行動できるといいなぁと思っているのですが…。

すぐれた兄弟★四字熟語

at 2003 03/04 22:09 編集

玉昆金友(ぎょっこんきんゆう)』…漢検2級相当(高校卒業程度)

【意味】才能や学問にすぐれた兄弟のこと。「昆」は兄、「友」はここでは弟を指す。「玉」「金」は珠玉と黄金で、
才能や学問のすぐれているたとえ。人の兄弟を誉めるときに用いることば。
【補説】「金友玉昆」ともいう。
【注意】「玉昆」を「玉混」と書き誤らない。
【出典】『南史(なんし)』<王銓伝(おうせんでん)>

★近所に、2人そろって勉強もスポーツもできる兄弟さんがいます。お兄さんが生徒会長をやっていたのですが、
今回、弟くんも生徒会役員に立候補表明。他にも優秀な人たちが立候補者として顔を連ねる中、
ナ、ナンと、ウチの長男も立候補するというのです!!  勉強では劣るかもしれないけど、性格の良さ(?)と
知名度の高さで(年中、半袖・ハーフパンツなので)、FIGHT!! (^○^)//Ω\\(^○^)ドンドコドンドコ
ちなみに、得票数の多い順に、生徒会長・副会長・執行委員(数名)となります。

りっぱな容姿★四字熟語

at 2003 03/05 17:12 編集

『竜章鳳姿(りょうしょうほうし)』…漢検準1級相当

【意味】すぐれて立派な容姿をいう。竜のようにりっぱで美しいあやがあり、おおとりのような気高い姿をしている。「章」はあや模様。「竜」「鳳」とも想像上のめでたい動物。
【補説】「竜章」は「りゅうしょう」とも読む。
【字体】「竜」の旧字体は「龍」。
【出典】『晋書(しんじょ)』<けい(就の京部が禾で、そのしたに山)康伝(けいこうでん)>

★今日は、二男の卒業式! おめでとう!! (o^_^o)
格好ばかりではなく、小学部6年間で成長して立派になったハズ! だったのですが、
長時間だったので、ちょっとグズってしまい隣の介助の先生に歌を歌ってもらっていました。(><。)。。
養護学校は県立学校なので県立高校に準じ、小学部・中学部・高等部そろっての卒業証書授与式。
これから中学部入学式まで長〜い春休み。本人は退屈しそう。。

のんびり〜★四字熟語

at 2003 03/06 13:15 編集

蕩佚簡易(とういつかんい)』…漢検1級相当

【意味】のんびりして自由なこと。寛大でやさしいこと。また、ほしいままでしまりのないこと。「蕩佚」はのんびり自由なこと。「簡易」は簡単でやさしい、性格がおだやかでさっぱりしていること。
【出典】『後漢書(ごかんじょ)』<班超伝(はんちょうでん)>

★二男、春休み初日。ゆっくりと寛(くつろ)いでいます。私も送り迎えがなくなり、なんとなくダラダラと。。
☆名言集より…『水清ければ魚棲まず』

勉強法、知らないんです…★四字熟語

at 2003 03/07 15:59 編集

冥行てき埴(めいこうてきしょく)』…漢検1級相当  「てき」…テヘンに適(親字は2点しんにょう)

【意味】学問をするのに、その方法を知らないことのたとえ。「冥行」は暗闇(くらやみ)を歩くこと。「てき埴」は盲人が杖(つえ)で地面をたたきながら道を行くこと。「てき…テヘンに適」はさぐる。「埴」は地面・粘土質の土。
【補説】「冥行して埴(しょく)をさぐ(テヘンに適)る」とも読む。また、「てき埴冥行」ともいう。
【出典】『法言(ほうげん)』<脩身(しゅうしん)>

★長男の学年末テストが返されて出そろいました。勉強時間不足に加えて勉強法もよくわからないようです。(v_v)
私も漢字が得意なだけなので、他の勉強術についてはさっぱり…。(^-^;

★1級・準1級の書き取りの場合、「しんにょう」は1点・2点(旧字)のどちらで書いても正解ですが、
2級以下の常用漢字・人名用漢字などでは「1点しんにょう」でないと不正解になります。

兵法書★四字熟語

at 2003 03/08 19:28 編集

六韜三略(りくとうさんりゃく)』…漢検1級相当

【意味】中国の有名な兵法書である『六韜』と『三略』のこと。『六韜』は周の太公望呂尚(りょしょう)の作とされ、文・武・竜・虎(こ)・豹(ひょう)・犬の六巻。『三略』は前漢の功臣、張良(ちょうりょう)に戦略をさずけた黄石公(こうせきこう)の作とされ、上略・中略・下略の三巻。「韜」は剣袋・弓袋のことで兵法の奥義、戦略の意。「略」ははかりごと・計略の意。

歴史の書物『六韜三略』
『<イラク問題>米、来週イラク武力行使の方針 報道官が明言』(毎日新聞)
★兵器の様相は変わっても、歴史は繰り返されるんですね〜。
武力によらない戦略が載ってる書物はないのかなぁ。。

この先危険! 四字熟語

at 2003 03/09 16:08 編集

『轍鮒之急(てっぷのきゅう)』…漢検準1級相当

【意味】危険や災難がさしせまっていることのたとえ。「轍」は道に残った車輪の跡、わだちのこと。わだちの水たまりであえぐ鮒(ふな)のように危険な状況。
【出典】『荘子(そうじ)』<外物(がいぶつ)>

【類義語】
『涸轍鮒魚(こてつふぎょ)』…漢検1級相当

【意味】危機や困難が目の前にさしせまっていること。また、窮地に立たされた人のたとえ。「涸」は水がかれること、「轍」は車のわだちで車輪のあと、「鮒魚」はふな。水が涸(か)れた轍(わだち)にいる鮒(ふな)の意。
【注意】「涸轍」を「固徹」と書き誤らない。
【出典】『荘子(そうじ)』<外物(がいぶつ)>

『<イラク問題>クウェート国境のフェンス破壊 国連監視団が報告』(毎日新聞)
『イラク、臨戦態勢へ=査察への協力は維持か』(時事通信)
★いつも災難に遭うのは人民! って分かってるのに。。
攻撃を仕掛ける動きがあるから受けるほうもそれに備えた態勢作りを進めるのか、将又(はたまた)、その準備が攻撃を煽(あお)っているのか。。

人類みな兄弟!? 四字熟語

at 2003 03/10 20:09 編集

四海兄弟(しかいけいてい)』…漢検4級相当(中学校中級程度)

【意味】世界中の人々はみな兄弟のように仲良くすべきだということ。また、礼儀とまごころをもって人に接すれば世の人々は兄弟のように親しくなれるということ。
【補説】「四海の内(うち)は皆兄弟(けいてい)たり」の略。「兄弟」は「きょうだい」とも読む。
【出典】『論語』<顔淵(がんえん)>
【類義語】四海同胞(しかいどうほう)…漢検3級相当(中学校卒業程度)

★戦争がなくならないのは、世の人々を兄弟と思っていないからなのかなぁ?
それとも、兄弟げんかがなくならないからなのか…。
あるいは、一人っ子で兄弟げんかのやり方が分からない人たちが増えているのか…。
もともと、兄弟はみな仲が良いものと捉えるのがまちがっているのかもね。

かけはなれて辺鄙なとこ〜★四字熟語

at 2003 03/11 23:41 編集

断港絶こう(だんこうぜっこう)』…漢検1級相当  「こう」…さんずいに黄の旧字(廣のまだれをはずした部分)

【意味】他から孤立した辺鄙(へんぴ)なところのこと。「断港」は海へ通じる航路を断たれた港のこと、「絶こう」は水の出口がない水たまりの池の意。
【字体】「断」の旧字体は「斷」。
【出典】韓愈(かんゆ)の「送王けん(土ヘンに員)序(おうけんをおくるのじょ)」

『エベレスト山ベースキャンプにインターネットカフェを』(WIRED)
★えっ!! ウッソ〜!? って思っちゃいましたよ! 初めは…。 でも、何とかなりそうなのですね。。

視察旅行は楽しいなぁ〜★四字熟語

at 2003 03/12 19:08 編集

一遊一予(いちゆういちよ)』…漢検5級相当(小学校卒業程度)

【意味】遊んだり楽しんだりする。天子が諸国を視察してまわること。昔、王は遊覧して楽しみながら諸国を視察し、民の生活に足りないものを援助したことからいう。「予」は楽しむ、遊び楽しむ意。
【字体】「予」の旧字体は「豫」。
【出典】『孟子』<梁恵王(りょうけいおう)・下>

『「ハリポタ」本購入も 愛知県内の市議が公費で』(共同通信)
★公費つかいまくるわ、市民に援助ないわじゃ、みんな黙っちゃいませんよ〜!!

応答できません★四字熟語

at 2003 03/13 15:10 編集

呑吐不下(どんとふげ)』…漢検準1級相当

【意味】他人に何とも応答できないことのたとえ。飲むことも吐くこともできない意。仏教の語。
【注意】「不下」を「ふか」と読まない。
【出典】『虚堂録(きょどうろく)』<一>

『<オウム公判>松本被告、初の質問に無言 東京地裁』(毎日新聞)
★もう、何年前のことだったかも忘れてますけど、自分のやってきたことは忘れるはずはないですよね…。

無用な物★四字熟語

at 2003 03/14 22:28 編集

駢拇枝指(べんぼしし)』…漢検1級相当

【意味】無用な物のたとえ。「駢拇」は足の第一指と第二指がくっついて一つになっていること。「枝指」は手の親指のわきに六本目の指が生えていること。
【補説】「駢拇」は「へんぼ」とも読む。
【故事】荘子(そうじ)が儒家が仁義はもともと人に備わっていると説いたのを批判する際に用いたのにもとづく。
【出典】『荘子(そうじ)』<駢拇(べんぼ)>

★今だったら、ちょっと問題になりそうな四字熟語かもしれないですねぇ。。こういう記事もありましたからね〜。
『当選祝いにダルマでなく「ヒョウタくん」』(毎日新聞)

★私にとって、HPのcounterは無用な物に思えたので取り外しました。
それに伴って、キリ番BBSのほうも外させていただきました。あしからず、ご了承ください。m(_ _)m
もしご覧になりたい方がみえましたら、BBSのページ(タイトル横)にリンクしてありますので、そちらからどうぞ。

英雄が波に乗って…★四字熟語

at 2003 03/15 23:03 編集

飛竜乗雲(ひりょうじょううん)』…漢検準1級相当

【意味】英雄が時勢に乗じて勢いを得て、才能を発揮すること。竜が雲に乗って天に上る意から。
【補説】「飛竜(ひりょう)雲に乗る」とも読む。また、「飛竜」は「ひりゅう」とも読む。
【字体】「竜」の旧字体は「龍」、「乗」の旧字体は「乘」。
【出典】『韓非子(かんぴし)』<難勢(なんぜい)>

『松井、猛烈NYデビュー…“ゴジラシフト”も登場』(サンケイスポーツ)
★まだ、早かったかなぁ〜。この四字熟語は。。でも、彼ならそうあり続けるであろうという期待も込めて…。

知略を尽くして戦争回避★四字熟語

at 2003 03/16 13:21 編集

輸攻墨守(しゅこうぼくしゅ)』…漢検準1級相当

【意味】攻める方も守る方も知略を尽くすたとえ。公輸盤(こうしゅはん)が強く攻め墨子(ぼくし)が固く守る意。「輸」は魯国(ろこく)の名工で城を攻める兵器の雲梯(うんてい…雲まで届くはしご)を作った。
「公輸」は号で、呼び名は別に「魯般」「魯班」ともいう。「墨」は諸子百家の一人墨(ぼく)てき(曜の日を外した部分、墨子のこと)のこと。「墨守」という語は墨てきが城を堅く守った故事から、固く守ること。
【注意】「輸」は「しゅ」と特殊な読みになることに注意。
【故事】公輸盤が楚(そ)のために宋(そう)を攻めようとしていると聞いた墨てきはただちに楚に行き、盤と机上戦をしてよく守って攻めあぐねさせ、実際に攻める意欲を失わせた故事から。
【出典】『墨子(ぼくし)』<公輸(こうしゅ)>

★イラクがアメリカに戦闘意欲を萎えさせるためには、やはり武装解除?
『週明けの外相級会合を提案 戦争回避で仏独ロ共同声明』(共同通信)
『対イラク、日本の負担は?』(読売新聞)
★後手に回る協力しかできない日本。仏独ロのように、攻めるほうにも守るほうにも知略を尽くし、戦争にならないようにするための資金援助をしてほしいものです。米国に守ってもらっているという概念は捨てて…。
でも、そんな甲斐性はないのでしょうね。。無力な私がこんなこと言える立場にはないのですが…。

自分の説は改めません★四字熟語

at 2003 03/17 15:16 編集

墨てき之守(ぼくてきのまもり)』…漢検1級相当  「てき」…曜の日を外した部分

【意味】自分の説などを堅く守って改めないこと。「墨てき」は中国戦国時代の思想家墨子(ぼくし)のこと。城の守りが非常に堅固である意から。
【故事】中国楚(そ)が小国の宋(そう)を攻めようとした。それを聞いた墨子は楚に行き軍師公輸盤(こうしゅはん)と机上戦を行い、盤は宋の城をさんざん攻撃したが、墨てきは城をしっかり守って、九度も攻撃を退け、楚はついに宋攻撃をあきらめたという故事から(『墨子』<公輸>)。
【出典】『戦国策(せんごくさく)』<斉策(せいさく)>

『<イラク>「世界中で戦いが展開する」 フセイン大統領』(毎日新聞)
★フセイン・ブッシュ両大統領がどちらも自分の説を改めないことで、どれだけ多くの人が犠牲になるのか。。
イラクの守りがアメリカの攻撃を阻止するほど堅いとも思えないし・・・。昨日の四字熟語と故事については
同じですけど、意味としてはいいのか悪いのか・・・。このごろ、戦争ネタが多いかな〜。
(((((≪*****ぢゅどーん!!!*****≫)))))  机上戦なんて頭っから考えてないんでしょうね〜。

並々ならぬ決意★四字熟語

at 2003 03/18 18:28 編集

『慧可断臂(えかだんぴ)』…漢検1級相当

【意味】なみなみならぬ決意を示すこと。「慧可」は後魏(こうぎ)の高僧の名、「断臂」は腕を切り落とす意。
【補説】「慧可(えか)、臂(うで)を断(た)つ」とも読む。
【字体】「断」の旧字体は「斷」。
【故事】中国後魏の高僧慧可は、河南省嵩山(すうざん)の少林寺にいたインドの高僧達磨(だるま)に教えを請いたいと思い、自分の左腕を切り落としてまで、その決意の固いことを示した。それを知った達磨は慧可の弟子入りを許したという故事から。
【出典】『続高僧伝(ぞくこうそうでん)』<一六>

★きょう長男は、床屋へ行って頭を丸刈りにしてきました。長さは1ミリ。というのも、昨日の生徒会選挙演説会で、当選したら丸坊主にして、翌朝、いつものように半袖半ズボンで、学校の正門にて皆さんをお出迎えすると
言ったらしいのです。みんなのために一生懸命がんばるということの証のために…。

あとは、集会では先生や生徒も参加できる楽しいイベントを取り入れたいということと、意見箱を設置して
学校生活をより良くするために改善していきたいということを公約したそうです。会長・副会長にはなれなかった
ようですが、執行委員として頑張ることを陰ながら見守ってやろうと思います。

戦いが! 始まりそう!! 四字熟語

at 2003 03/19 11:24 編集

剣抜弩張(けんばつどちょう)』…漢検1級相当

【意味】情勢が緊迫して今にも戦いがはじまりそうなたとえ。また、書道で筆力がはげしくて気迫がこもっているたとえ。剣を抜き、石弓(いしゆみ)をひきしぼる意。「弩」はいしゆみ。ばねじかけで石や矢を遠くに飛ばす道具。
【補説】「弩張剣抜」ともいう。もと『漢書(かんじょ)』<王莽伝(おうもうでん)・下>の「刃(やいば)を抜き弩を張る」による。
【字体】「剣」の旧字体は「劍」、「抜」の旧字体は「拔」。
【出典】『法書要録(ほうしょようろく)』引の『袁昴古今書評(えんこうここんしょひょう)』

【類義語】
刀光剣影(とうこうけんえい)』…漢検4級相当(中学校中級程度)

【意味】事態が緊迫して今にも戦いが起こりそうな雰囲気をいう。刀がきらりとひかり、剣の影がちらつく意。

一触即発(いっしょくそくはつ)』…漢検4級相当

【意味】非常に緊迫した状況にさらされていること。ちょっと触れただけですぐに爆発しそうな状態の意。「即」はすぐにの意。
【字体】「触」の旧字体は「觸」、「発」の旧字体は「發」。
【注意】「即発」を「速発」と書き誤らない。

『米軍が臨戦態勢、イラクは大統領の亡命拒否』(読売新聞)
★もう、どうにもならないのかしら……。ヽ(´〜`;)ウーン
(。-_-。)/。・。・゜★・。・。☆・゜・。・マハリクマハリター★。、::。.::・'゜☆。.::・'゜★。、::。.::・'゜

暴虐な権力者★四字熟語

at 2003 03/20 18:46 編集

豺狼当路(さいろうとうろ)』…漢検1級相当

【意味】暴虐で非道な人が枢要な地位にあることのたとえ。また、権力を握っている者の暴虐のたとえ。「豺狼」は山犬とおおかみ。豺狼が道の真ん中に居すわって行く手をさえぎっている意から。
【補説】「豺狼路(さいろうみち)に当たる」とも読む。
【字体】「当」の旧字体は「當」。
【出典】『後漢書(ごかんじょ)』<張綱伝(ちょうこうでん)>

『米軍、ピンポイントでフセイン一族に狙い』(読売新聞)
『<イラク開戦>「これで北朝鮮は緊張する」脱北した姜哲煥氏語る』(毎日新聞)
★独裁者は、今のところ世界に2人いるようですね。。

切迫してます!! 四字熟語

at 2003 03/21 19:59 編集

焦眉之急(しょうびのきゅう)』…漢検準1級相当

【意味】非常にさし迫った急務。また、さし迫った危難のこともいう。「焦眉」は眉(まゆ)を焦がすほど火が迫っていること。
【補説】「焦眉」は「焼眉」とも書く。
【出典】『五灯会元(ごとうえげん)』<一六>
【類義語】燃眉之急(ねんびのきゅう)

『フセイン大統領負傷か 米軍の攻撃で、米紙報道』(共同通信)
★戦争ネタが多くなってしまうこのごろです。(;-_-;) ウーム  でも、それに合う四字熟語が多いんだな〜。

指揮官★四字熟語

at 2003 03/22 21:43 編集

発縦指示(はっしょうしじ)』…漢検準1級相当

【意味】戦闘において戦いを指揮すること。また、指揮官。猟犬を解き放ち、獲物のいる場所を指示する意。「発」も「縦」も解き放つ意。
【補説】「発縦」は「発蹤」とも書く。
【字体】「発」の旧字体は「發」、「縦」の旧字体は「縱」。
【故事】項羽(こうう)を滅ぼし天下を平定した高祖が、将兵を評価し蕭何(しょうか)を最大の功労者としたが、功臣たちは実際に戦闘に参加したのは自分たちで、蕭何は文墨(ぶんぼく)をもって議論しただけだと抗議した。それに対し高祖は、猟をする場合、獣を追いたてて殺すのは犬であり、犬に獣のいる場所を指示するのは人である。諸君の働きは犬に相当し、蕭何の功は人に相当すると言ったという故事から。
【出典】『史記』<蕭相国世家(しょうしょうこくせいか)>

『イラク戦開始を議会に通告=米大統領』(時事通信)
★イラク戦争における米国指揮官=ブッシュ大統領!

欠点だらけ! 四字熟語

at 2003 03/23 23:34 編集

百孔千瘡(ひゃっこうせんそう)』…漢検1級相当

【意味】短所や欠点がたくさんあること。また、穴や傷だらけで破壊の状態がすさまじいこと。「百孔」は百の穴、「千瘡」は千の傷。「百」も「千」も数が多いこと。
【補説】「千孔百瘡」「千瘡百孔」ともいう。また「千瘡」は「千創」とも書く。
【出典】韓愈(かんゆ)の「与孟簡尚書書(もうかんしょうしょにあたうるのしょ」

★私のことです。。家族がいちばん迷惑を被ってるんだろなぁ〜。。(v_v)

平和な世の中になりますように…★四字熟語

at 2003 03/24 20:47 編集

刑鞭蒲朽(けいべんほきゅう)』…漢検準1級相当

【意味】世の中が平和なたとえ。「刑鞭」は刑具として用いるむちのこと。「蒲」はがまの穂、「朽」はくちる、腐る意。
【故事】中国後漢の劉寛(りゅうかん)は、打っても痛みの少ないがまの穂で鞭(むち)を作って罪人を鞭うつようにした。「蒲鞭之罰(ほべんのばつ)」「蒲鞭之治(ほべんのち)」の語はここから出て寛厚の政治をいう。ここではこれを踏まえて、そのがまの鞭さえ使わなかったので、いたずらに朽ちてしまったことをいう(『後漢書(ごかんじょ)』<劉寛伝(りゅうかんでん>)。
【出典】『和漢朗詠集(わかんろうえいしゅう)』<帝王(ていおう)>

【類義語】
天下泰平(てんかたいへい)』…漢検2級相当(高校卒業程度)

【意味】世の中が穏やかに治まり平和なこと。平穏無事でのんびりしていること。
【補説】「泰平」は「太平」とも書く。
【出典】『礼記(らいき)』<仲尼燕居(ちゅうじえんきょ)>

尭風舜雨(ぎょうふうしゅんう)』…漢検準1級相当

【意味】尭帝や舜帝の恵みや恩沢を雨や風にたとえていう語。転じて、太平の世をいう。「尭」「舜」は古代伝説上の聖天子。
【字体】「尭」の旧字体は「堯」。

舜日尭年(しゅんじつぎょうねん)』…漢検準1級相当

【意味】天下太平で盛んな世の中。古代の聖天子といわれる舜帝や尭帝が治めた太平の年月、の意。
【出典】沈約(しんやく)の「四時白紵歌(しいじはくちょのうた)」

★((((*ToT*)†~~~アーメン