サンゴ礁☆くみ。の日記


※四字熟語等は、『漢検 四字熟語辞典』『漢検 漢字辞典』『広辞苑』『角川 新字源』より記載。

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地道にガンバロー★四字熟語

at 2002 09/01 20:37 編集

『不断節季(ふだんせっき)』…漢検5級相当(小学校卒業程度)

【意味】一日一日を節季のつもりで、借金をしないで地道でまじめな商売をしていれば、決算期になっても困ることはないということ。「不断」は日常・平生のこと。「節季」は盆と暮れの年二回の商店の決算期。
【字体】「断」の旧字体は「斷」。

★わかっちゃいるけど・・・。
商売の話ではあるけれど、未だに夏休みの宿題をやっている長男へ送ります! 

もっと昇りつめましょー★四字熟語

at 2002 09/02 16:31 編集

『亢竜有悔(こうりょうゆうかい)』…漢検1級相当

【意味】きわめて高い地位にある者、栄達をきわめた者は、失敗をするおそれがあることを戒める言葉。天上にのぼりつめた竜は、くだるほかはないことを後悔する意。「亢竜」はのぼりつめて得意な竜のこと。「亢」はきわめる意。
【補説】「亢竜悔(く)い有(あ)り」とも読む。
【字体】「竜」の旧字体は「龍」。
【出典】『易経(えききょう)』<乾(かん)>

★こういうときこそ敵を許し、謙虚になったほうが良いのでしょうねぇ。選挙になったお蔭で大量票を得られたんですからね〜。また、同じ過ちを繰り返されることはないと思いますが…。
『県議らを厳しく批判=大量票に自信−田中氏が会見』

年にはカナワ〜ん!? 四字熟語

at 2002 09/03 15:16 編集

『敗柳残花(はいりゅうざんか)』…漢検2級相当(高校卒業程度)

【意味】美人の容色が衰えたことのたとえ。また、妓女(ぎじょ)や売春婦などのたとえ。枯れた柳と盛りを過ぎた花。中国では春を告げる柳と花を若々しい娘に見たて、柳葉眉(りゅうようび)・柳腰(りゅうよう)・花顔(かがん)を美人のたとえとして用いるが、その敗れ残(そこな)われた姿を称した言葉。
【字体】「残」の旧字体は「殘」。
【出典】『西廂記(せいしょうき)』

★はぁ〜。また今年も1つ年を取ってしまった。。
けど、いくつになっても誕生日って嬉しいなぁ♪  

ちょっとした知り合い★四字熟語

at 2002 09/04 22:52 編集

『半面之識(はんめんのしき)』…漢検準1級相当

【意味】ほんのちょっとした顔見知りのこと。「半面」は顔の半分のこと。半面程度の知りあいの意。半面識。
【出典】白居易(はくきょい)の「与元九書(げんきゅうにあたうるのしょ)」

★以前、ある和食のお店の株主だったこともあって、半期に12000円分のお食事券をもらっていました。
日替わりランチ580円が安いわりに美味しくボリュームもあり、ダンナと2人で月に2〜4回くらい、3年ほど行き続けていました。もちろん、他のメニューを頼むこともありました。
でも、株を手放してからお店が遠いこともあり、5月に行ったのを最後に全く食べに行っていませんでした。
そこに正社員の女の人が1名みえたのですが、ホール係と客の関係でしかなく、個人的な話はしたことがありませんでした。

7月に私がよく行くスーパー(車で15分ほどで遠いのですが、物がいいので)で、バッタリと出会い少し話をしました。それでもう会うこともないかと思っていたのですが、今日またそのスーパーで会ったのです!
今日は、向こうから声をかけてくださって、以前食べに行っていたときの彼女の笑顔を思い出しました。
ちょっとした顔見知りの方でも、会って声を掛け合うといいモンですね♪
なんだか、それだけで一日が楽しく過ごせました☆

私、キレイ?  四字熟語

at 2002 09/05 16:41 編集

『粉粧玉琢(ふんしょうぎょくたく)』…漢検準1級相当

【意味】女性の器量がよいたとえ。「玉琢」は玉を磨く意。女性が化粧をして玉を磨いたように美しいこと。
【注意】「玉琢」を「玉啄」と書き誤らない。
【出典】『紅楼夢(こうろうむ)<一回>』

★この四字熟語、すっぴんの場合は使えないってことですねぇ〜★  

勇ましー!! 四字熟語

at 2002 09/06 21:04 編集

『勇気凛凛(ゆうきりんりん)』…漢検準1級相当

【意味】ものに恐れず勇ましいさま。「凛凛」は勇気のさかんなさま。また、姿や形のりりしいさま。
【字体】「気」の旧字体は「氣」。

★今日、義母の友人が、お茶・お花のお稽古ができないため、お花だけ取りにみえたそうです。そのときに、自転車を盗まれたらしいのです。ちょっとの時間で済む用事なので、鍵はかけてなかったのです(私は外出中)。
自転車の左ペダルの調子が悪く、ギューンギューンと鳴っていたらしいのですが、その音がおばさんに聞こえたらしく、慌てて外に出たところ、おばさんの自転車で走り去る男を発見!!
おばさんは、「ドロボー、待て〜!!」と叫びながら追いかけていったらしいのですが、運悪く通りかかる人もいなかったそうです。

150メートルほど先を右折したらしいのですが、姿が見えないので、角のお寺に入り込んだのかも知れないと思い、お寺に入って裏の砂利の駐車場まで見に行ったそうです。
そしたら、男が出てきて自転車をつかんで逃げようとしたため、おばさんはお花を小脇にかかえたまま、左ハンドルをしっかりとつかみ、「私の自転車を返しなさい!」と男に強く何度も言ったそうです。
男は、「これはわしの自転車だ!」と言いながら、右ハンドルをつかんでおばさんと引っ張り合いをしていたらしいのです。
しかし、男は観念したらしく、おばさんは自転車に乗って急いで帰ったのだそうです。
おばさん、自転車が取り戻せて良かったね! (*^^)/。・:*:・°★。・:*:・°☆オミゴト!!

風雅&卑俗★四字熟語

at 2002 09/07 21:09 編集

『雅俗折衷(がぞくせっちゅう』…漢検2級相当(高校卒業程度)

【意味】風雅なものと卑俗なものとを適当に取捨して用いること。また、地の文は雅語(文語体)、会話は俗語(口語体)を用いた雅俗折衷体の文体のこと。この文体を使用した作品としては、井原西鶴(いはらさいかく)の浮世草子、坪内逍遥(つぼうちしょうよう)の『当世書生気質(とうせいしょせいかたぎ)』、幸田露伴の『五重塔』などがあげられる。

★私のHPも、雅俗折衷にしていること、お気づきでした? 

男女の役割って…★四字熟語

at 2002 09/08 22:38 編集

『男耕女織(だんこうじょしょく)』…漢検5級相当(小学校卒業程度)

【意味】男女それぞれの天職のたとえ。男は田畑を耕し、女は布を織ることが男女の自然の職分であるということ。
【補説】「男耕女織生業(せいぎょう)と作(な)す」による。
【注意】「女織」を「女識」と書かないこと。
【出典】『路史(ろし)』<後紀(こうき)一二>

★時代は変わってますよ〜! 「夫は外、妻は家庭」賛否同率に
でも、布を織るって立派なお仕事ですよねぇ!?
だって、今どき布を織ることの出来る女性って、然う然う(そうそう)いないですよねぇ?

早熟? 晩熟? 四字熟語

at 2002 09/09 22:41 編集

『栴檀双葉(せんだんのふたば)』…漢検準1級相当

【意味】偉大な人物は小さいときからすぐれているということ。「栴檀」は香木の白檀(びゃくだん)のこと、「双葉」は草木が芽を出したばかりの小さい二枚の葉の意。栴檀の木は芽ばえたばかりのころから香気があるということ。
【補説】「栴檀は双葉より芳(かんば)し」の略。「双葉」は「二葉」とも書く。
【字体】「双」の旧字体は「雙」。
【出典】『平家物語』<一>

★普通、「中学2年で渡米」なんて考えないですよね〜!! 『紀里谷さん告白“光を守りたい”』
なんとも素晴らしいお二方ですね! でも、大丈夫! 次の四字熟語もあるから頑張りましょー☆

【対義語】
『大器晩成(たいきばんせい)』…漢検5級相当(小学校卒業程度)
【意味】大人物は往々にして、遅れて頭角をあらわすことのたとえ。大きな器はできあがるまでに時間がかかるという意。
【補説】出典の「大方(たいほう)は隅(ぐう)無く、大器は晩成なり」にもとづく。
【注意】「晩成」を「晩生」と書き誤らない。
【出典】『老子』<四一章>
【類義語】大本晩成(たいほんばんせい)、大才晩成(たいさいばんせい)

仲人★四字熟語

at 2002 09/10 13:55 編集

『月下氷人(げっかひょうじん)』…漢検5級相当

【意味】仲人。媒酌人。男女の縁をとりもつ人。
【補説】「月下老人」と「氷人」という中国の二つの故事を合わせてできた語。
【故事】「月下」は唐(とう)の韋固(いこ)という人物が、旅先で月夜に出会ったふしぎな老人の予言どおり郡の長官の娘と結婚したという故事から、「月下老人」は縁結びの神の意。「氷人」は、晋(しん)の令孤策(れいこさく)という人物が、氷の上に立って氷の下の人と語り合った夢を見たので、索(さく)たんに夢占いをしてもらったところ、それは結婚のなかだちをする前ぶれであるといわれ、そのとおり仲人を頼まれたという故事から、「氷人」も男女の仲をとりもつ人の意。
【出典】月下=『続幽怪録(ぞくゆうかいろく)<四>・氷人=『晋書(しんじょ)』<索たん伝>
【類義語】月下老人(げっかろうじん)、赤縄繋足(せきじょうけいそく)

『仲人離れが顕著=リクルートの新婚調査』

武器というものは…★四字熟語

at 2002 09/11 20:11 編集

『兵者凶器(へいはきょうき)』…漢検1級相当

【意味】武器は人をそこなう不吉な道具であるということ。「兵」は武器・兵器のこと、「者」は主題を強調して提示する語で、「…というものは」の意、「凶器」は人を傷つけたり殺したりする道具のこと。「兵は不祥(ふしょう)の器(き)」と類義。
【出典】『国語(こくご)』<越語(えつご)・下>

★米同時多発テロ事件から1年経ちましたね。 『テロから1年・非暴力主義に軸足を/米国の軍事路線にノー』

すばらしい音楽★四字熟語

at 2002 09/13 17:10 編集

『高山流水(こうざんりゅうすい)』…漢検5級相当(小学校卒業程度)

【意味】すぐれて巧みな音楽のこと。また、妙なる演奏のこと。また、高い山と流れる水から、清らかな天地自然の意にも用いる。
【補説】「流水高山」ともいう。
【故事】中国の春秋時代、琴の名手伯牙(はくが)が、山東省の名山泰山(たいざん)を心に描きながら演奏したところ、友人の鐘子期(しょうしき)が評して、「まるで、あの高い泰山のようにすばらしい」といい、また、流れる川を思いうかべながら演奏したところ、「まるで、流れる清い水のようにすばらしい」といったという故事から。
【出典】『列子(れっし)』<湯問(とうもん)>

★D.B.M.N.(ドーベルマン)の曲は、乙葉さんのイメージに合っていましたねY

盗難★四字熟語

at 2002 09/14 12:43 編集

『銀盃羽化(ぎんぱいうか)』…漢検準1級相当

【意味】盗難にあうたとえ。銀盃に羽が生えて飛び去る意。
【故事】唐の柳公権(りゅうこうけん)は書をよくし書のお礼に莫大(ばくだい)な金品を得ていた。使用人の蔵番の中にこれを盗む者があった。銀の盃の入った箱があり表の縄は結ばれたままで中身はなくなっていたが、このとき公権は「銀盃に羽が生えて飛んでいった」といい、これを責めなかった故事から。
【出典】『唐書(とうじょ)』<柳公権伝(りゅうこうけんでん)>

『ミニスカポリス来栖ひったくり被害』 ← [タンス] ○ ̄○ヾ( ̄ハ ̄) 下着泥棒!? じゃないよ!(爆)
「お金に羽が生えて飛んでいく〜」っていうのも、この四字熟語の故事と関係あるのかな?

「敬老の日」に因(ちな)んで★四字熟語

at 2002 09/15 11:07 編集

『延年転寿(えんねんてんじゅ)』…漢検3級相当(中学校卒業程度)

【意味】齢(よわい)を重ねてますます長生きすること。「延年」「寿」はともに、長生きをすること、「転」ますますの意。
【字体】「転」の旧字体は「轉」、「寿」の旧字体は「壽」。
【類義語】延年益寿(えんねんえきじゅ)


『尨眉皓髪(ぼうびこうはつ)』…漢検1級相当

【意味】白毛がまじったまゆと白い髪。老人のこと。「尨」はまじる、白髪がまじる意。「皓」はしろい、ひかる、髪が白くなってぬける意。
【字体】「髪」の旧字体は「髮」。
【出典】『後漢書(ごかんじょ)』<劉寵伝(りゅうちょうでん)>

『<高齢化>75歳以上が1000万人突破 総務省発表』  ウチのじいちゃん(義父)は、この中の1名です!

推敲  四字熟語

at 2002 09/16 16:55 編集

『百鍛千練(ひゃくたんせんれん)』…漢検3級相当(中学校卒業程度)

【意味】字句の推敲(すいこう)を重ねること。「百」「千」は数の多いことを表す。百回鍛(きた)えて千回練(ね)る意。

【類義語】
『月下推敲(げっかすいこう)』…漢検1級相当 (2002.5.25掲出)

【意味】詩文の字句・表現をあれこれ工夫をこらし、完成をめざすこと。
【故事】唐の詩人賈島(かとう)が科挙(官吏登用試験)の受験のため都へのぼり、驢馬(ろば)に乗って詩を作り、「僧は推す月下の門」とするか「僧は敲(たた)く」としようか迷っているうちに、都知事の韓愈(かんゆ)の行列にぶつかってしまった。部下は怒ったが、事情を話すと、韓愈は「それは敲くがよかろう」と意見を述べ、以来二人は親しくなったという故事から。
【出典】『唐詩記事(とうしきじ)』<四○>

★いま取り組んでいる書き物、百鍛千練している、と言ったほうがしっくり来ます。
尤(もっと)も、「書き直しポイッ」  ってことは、ワープロのお蔭でありませんけどね〜☆
便利な世の中になりました。
こういうこと言うと必ず、「手書きのほうが味があっていい!」
ナ〜ンておっしゃる方が見えるんですよね〜★ ('-'*) フフッ・・ 必要に応じて使い分けるのがプロ! なのかな?

悲痛な別れ★四字熟語

at 2002 09/17 22:01 編集

『生離死別(せいりしべつ)』…漢検4級相当(中学校中級程度)

【意味】このうえなく悲痛な別れ。生きながら離ればなれになることと死んで永遠に別れること。「生離」は生き別れのこと、「死別」は死によって永久に別れてしまう意。
【出典】『陳書(ちんしょ)』<除陵伝(じょりょうでん)>
【類義語】生離死絶(せいりしぜつ)

★「生離」or「死別」だけでも辛いことなのに、「生離」and「死別」を味わうことを余儀なくされたご本人・肉親の方々の悲しみは、どれほど甚大なものだったでしょう? クスン。。。(U_U)。。。
<日朝首脳会談>4人生存、6人死亡を確認 金総書記が拉致謝罪
<日朝首脳会談>「帰国」の願い届かず 有本さん両親

不感症…ですか? 四字熟語

at 2002 09/18 21:26 編集

『馬耳東風(ばじとうふう)』…漢検5級相当(小学校卒業程度)

【意味】@人の意見や批評を心にとめず聞き流すこと。/また、A何を言っても反応がないこと。
「東風」は春風のこと。人間にはとても心地よい春風が吹いても、馬の耳は何も感じないという意。
【補説】「東風、馬耳を射(い)る」の略。
【出典】李白(りはく)の詩

【@の類義語】
『呼牛呼馬(こぎゅうこば)』…漢検5級相当

【意味】相手の言うのにまかせて逆らわないこと。他人から誉められようとけなされようと取り合わず勝手にさせておくこと。相手が自分を牛と言えば牛と思い、馬だと呼ばれれば自分を馬と思う意。
【補説】「牛と呼び馬と呼ぶ(うしとよびうまとよぶ)」とも読む。
【出典】『荘子(そうじ)』<天道(てんどう)>

【Aの類義語】
『対牛弾琴(たいぎゅうだんきん)』…漢検2級相当(高校卒業程度)

【意味】なんの効果もなく無駄なこと。「弾琴」は琴を弾(ひ)くこと。牛に対して琴を弾いて聞かせる意から。
【補説】「牛に対して琴を弾(だん)ず」とも読む。
【字体】「対」の旧字体は「對」、「弾」の旧字体は「彈」。
【出典】牟融(ぼうゆう)の「理惑論(りわくろん)」

『対驢撫琴(たいろぶきん)』…漢検1級相当

【意味】愚かな者に物の道理を説いても役に立たないたとえ。「驢」はろばのこと、「撫」はつまびく意。ろばにむかって琴をつまびくということから。
【補説】「驢に対して琴を撫(ぶ)す」とも読む。

★@これくらい堂堂としていたいものだなぁ〜(←願望)。
Aしょうがないかもねぇ〜(←独り言です)。相手にしてみれば、こちらが愚か者なんでしょうね〜。

刑罰★四字熟語

at 2002 09/19 20:06 編集

『刀鋸鼎かく(とうきょていかく)』…漢検1級相当 (かく…穫←のぎへんの部分が金へん)

【意味】昔の刑罰の道具。また、刑罰。「刀鋸」は刀とのこぎり。「鼎かく」は人を煮るかまのこと。いずれも転じて刑罰の意がある。
【出典】蘇軾(そしょく)の「留侯論(りゅうこうろん)」

★死刑を受ける人が犯した罪は、昔よりも残虐性を増している行為が増えているような気もしますが、結果として殺人には変わりないのでしょうね・・・。
<死刑>計2人を執行 昨年12月以来約9カ月ぶり

必ず…★四字熟語

at 2002 09/20 17:23 編集

『生者必滅(しょうじゃひつめつ)』…漢検3級相当(中学校卒業程度)

【意味】生きているものは必ず死ぬこと。仏教で人生の無常をさとす言葉。「生者必滅」は「会者定離(えしゃじょうり)」と対にして、人生の無常を表す。
【出典】『大涅槃経(だいねはんぎょう)』<第二寿命品(だいにじゅみょうぼん)>

『会者定離(えしゃじょうり)』…漢検2級相当(高校卒業程度)

【意味】この世は無常であることのたとえ。この世は無常なもので、会えば必ず離れる運命にあるということ。仏教の語。「定」は必ずの意。
【字体】「会」の旧字体は「會」。
【出典】『遺教経(ゆいきょうぎょう)』

『盛者必衰(じょうしゃひっすい)』…漢検2級相当

【意味】勢いの盛んな者はいつか必ず衰えること。この世は無常であることをいう。もとは仏教語で『仁王経(におうきょう)』などに「盛者は必ず衰え…」の字句が見えるが、有名なのは『平家物語』の冒頭。
【注意】「盛者」は「しょうしゃ」「しょうじゃ」とも読む。
【出典】『仁王経』<下>

※む‐じょう【無常】
 @〔仏〕一切の物は生滅・変化して常住でないこと。
 A人生のはかないこと。
 B人の死去。

★4日前、大阪の友人の旦那様がお亡くなりになったそうです。残念無念! ご愁傷様です。m(_ _)m (合掌)

現実逃避★四字熟語

at 2002 09/21 20:17 編集

『閉明塞聡(へいめいそくそう)』…漢検準1級相当

【意味】世間の事物と接触を断ちきる。また、現実から逃避すること。「聡」は耳がよく聞こえる。「塞」はふさぐ。世間の出来事や物事から目をつむり、耳をふさいで関係をもたないことをいう。
【補説】「明を閉じ聡(そう)を塞(ふさ)ぐ」とも読む。
【字体】「聡」の旧字体は「聰」。
【出典】『論衡(ろんこう)』<自紀(じき)>
【類義語】閉目塞聴(へいもくそくちょう)

★ネット依存症や引きこもりの人たちのこと?
長男のクラスに長期欠席の男の子が1人いるけど、こちらもそうなのかしら?
けど、誰でも多かれ少なかれ現実から逃げ出したい気持ちになったことはありますよね?
(゚ー゚)(。_。)(゚-゚)(。_。)ウンウン

丁寧に…★四字熟語

at 2002 09/22 19:25 編集

『先庚後庚(せんこうこうこう)』…漢検準1級相当

【意味】物事を過ちのないようにていねいにすること。物事を変更する場合には、その前後にていねいに説明すること。「庚」はかわる、改変する意で「更」と同じ。
【出典】『易経(えききょう)』<巽(そん)>

★人に説明する時って、相手が理解できるように話しているつもりでも、独り善がりに陥りがちなものなのよね〜。
私、舌足らずでこちらの意図が伝わっていないことがよくあります。
伝わっていないと感じたら、自分の話し方を省みるようにしないとねっ! 

大胆&細心★四字熟語

at 2002 09/23 20:27 編集

『放胆小心(ほうたんしょうしん)』…漢検3級相当(中学校卒業程度)

【意味】文章を書くはじめは大胆に筆を揮(ふる)って思い切って書くのがよく、ある程度熟練してからは細心の注意を払って書くのがよいこと。また、それら二つの文体。「放胆」は修辞や文法からは少しはずれることもあるが思ったことを大胆に書き記すこと。またその文。「小心」は細かい点に注意を払って書くこと。またその文。
【字体】「胆」の旧字体は「膽」。
【出典】『文章軌範(ぶんしょうきはん)』

★いま取り組んでいる書き物、推敲もほぼ終わりに近いと思うのですが、限(きり)がありません。
でも気が付いたら、放胆小心になっているような気もします。 
細心の注意を払った結果、大胆な表現をすることがbestになっていることもあるのではないかとも思います。

大胆&細心 part2★四字熟語

at 2002 09/25 12:02 編集

『胆大心小(たんだいしんしょう)』…漢検3級相当(中学校卒業程度)

【意味】大胆でしかも細心の注意を払うこと。胆(度胸)は大きく、心(気くばり)は小さなところまでという意味。
【出典】『旧唐書(くとうじょ)』<孫思ばく(しんにょう+貌)伝(そんしばくでん)>
【類義語】胆大心細(たんだいしんさい)

★何かを任されたときは、こうありたいと思います! 

(24日の日記が消えてしまったので、復旧されない場合にそなえ、再掲しました)

最後のひとふんばり★四字熟語

at 2002 09/25 18:53 編集

『一簣之功(いっきのこう)』…漢検1級相当

【意味】仕事を完遂する間際の最後の努力。最後のひとふんばり。また、仕事を完成するために重ねるひとつひとつの努力にもいう。「簣」は土を乗せて運ぶ道具の意。もっこ。もっこ一ぱいの土。
【故事】出典に「山を為ること九仞(やまをつくることきゅうじん)、功一簣に虧く(こういっきにかく)」とあり、山の完成を目前にしてあと一もっこの土盛りの作業をやめたため、山はできなかったことから最後のわずかな努力をしないためにこれまでの努力がだいなしになってしまったという故事から。
【出典】『書経(しょきょう)』<旅ごう〈敖のしたに犬〉(りょごう)>
【対義語】功虧一簣(こうきいっき)、九仞一簣(きゅうじんいっき)、為山止簣(いざんしき)

★いま取り組んでいる書き物、見直すたびに手を加えていて、なかなか☆完成☆とは思えなくて・・・。

読書の秋★四字熟語

at 2002 09/26 20:29 編集

『新涼灯火(しんりょうとうか)』…漢検2級相当(高校卒業程度)

【意味】初秋の涼しさは読書にふさわしい。「新涼」は秋の初めの涼しさ、「灯火」は灯火の下(もと)で読書をする意を略した語。
【字体】「灯」の旧字体は「燈」。

【類義語】
『灯火可親(とうかかしん)』…漢検5級相当(小学校卒業程度)

【意味】涼しい秋は、あかりの下で読書するのに適しているということ。初秋の好季節の形容。
【補説】「灯火親(した)しむ可(べ)し」とも読む。
【注意】「灯火」を「灯下」と書き誤りやすい。
【出典】韓愈(かんゆ)の「符読書城南(ふしょをじょうなんによむ)-詩」

★読書に良い季節だというのに、何だか忙しくてゆっくり本を読むヒマもないなぁ・・・★

バンザーイ!(/^o^)/ できたぞぉー!! 四字熟語

at 2002 09/27 14:20 編集

『揚眉吐気(ようびとき)』…漢検準1級相当

【意味】やるべき事を成し遂げて喜ぶさま。気がかりだったことが思い通りできて、それまで抑圧されていた気持ちが開放され、喜び楽しむさま。また、憤怒するさまにもいう。「揚眉」は眉(まゆ)を揚げる意、「吐気」は気を吐く意で、どちらも意気盛んなさま。
【補説】「眉を揚(あ)げて気を吐く」とも読む。「吐気揚眉」ともいう。
【字体】「気」の旧字体は「氣」。
【出典】李白(りはく)の「与韓荊州書(かんけいしゅうにあたうるのしょ)」

★今日、仕上げた書き物を郵送して、嬉しいやら喜ばしいやら、ホッとしています☆ 

つつしんで、きわめましょー★四字熟語

at 2002 09/28 20:27 編集

『居敬窮理(きょけいきゅうり)』…漢検2級相当(高校卒業程度)

【意味】日常の振る舞いをつつしみ、物事の道理をきわめて正確な知識を得ること。朱子学における修養の目標で、「居敬」はつつしみ深い態度で身を保つこと、「窮理」は物事の道理をきわめて正しい知識を身につける意。
【出典】『朱子語類(しゅしごるい)』<九>

★「窮理」のほうは自分で努力してるつもりですけど、「居敬」のほうはなぁ・・・。つい、調子に乗っちゃうときがあるからなぁ。。もう少し年相応に振る舞えるように、意識していかないとマズイかな?

神わざ★四字熟語

at 2002 09/29 21:57 編集

『運斤成風(うんきんせいふう)』…漢検3級相当(中学校卒業程度)

【意味】人間離れしたすばらしい技術のこと。神業(かみわざ)。「斤」は手斧(ておの)のことで、「運斤」は斧をふるう意、「成風」は風をおこすこと。斧をふるって、風をまきおこすということから。
【補説】「斤を運らし風を成す(きんをめぐらしかぜをなす)」とも読む。
【注意】「運斤」を「運斥」と書き誤らない。
【故事】昔、大工の棟梁(とうりょう)の石(せき)という者がいた。ある人が自分の鼻の頭に白い土を塗って、それを斧で削らせようとしたところ、石は斧を自在に操って風をおこし、鼻を傷つけることなく白土をきれいに削り落としたという故事から。
【出典】『荘子(そうじ)』<徐無鬼(じょむき)>

【類義語】
『神工鬼斧(しんこうきふ)』…漢検準1級相当

【意味】人間わざとは思えないほどすぐれた細工や作品のこと。「神工」は神の細工のこと、「鬼斧」は鬼が斧(おの)をふるった細工の意。神わざ・名人芸のことをいう。
【補説】「鬼斧神工」ともいう。
【出典】『荘子(そうじ)』<達生(たっせい)>

★これはもう神業(かみわざ)と言ってもいいでしょう!!  『高橋尚子、ベルリン2連覇』

マラソン6連勝というのは (*^^)/。・:*:・°★。・:*:・°☆オミゴト!!

傷つけないように…★四字熟語

at 2002 09/30 14:42 編集

『躡足附耳(じょうそくふじ)』…漢検1級相当

【意味】人に注意する場合には、相手の立場を考え相手を傷つけないような配慮が必要であるということ。また他にさとられないようにそっと相手に教えること。「躡足」は足をふむこと。「附耳」は耳に口をつけてそっと言うこと。
【補説】「足を躡(ふ)み耳に附(つ)く」とも読む。
【出典】『史記』<淮陰侯伝(わいいんこうでん)>

★注意するときは状況に気を付けるのはもちろんですが、一番むずかしいのは言い方でしょうねぇ〜★